辺縁悠想物書店

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斉木楠雄のψ難が2018年7月のジャンプGIGAにて正式に完結

2018年13号にて連載が一旦終了した斉木楠雄のψ難が2018年7月発売のジャンプGIGA 2018 SUMMER vol.3にて正式に完結した。8月に最終巻となる26巻が発売予定。


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どんな漫画?

彼の名前は斉木楠雄、超能力者である。

誰もが羨む才能も、本人にとっては災難を呼ぶ不幸の元凶。故に人前では力を封印、目立たず人と関わらずを心掛けてきた斉木だったが、何故かワケあり同級生が急接近!?(少年ジャンプHPより)

超能力者の斉木楠雄を主人公とするギャグ漫画。斉木が淡々と周囲にツッコミを入れていくのが特徴。作者は麻生周一

これまでの歩み

少年ジャンプNEXT!2010 SUMMERにて最初の読み切りが掲載される。以降、本誌にて不定期に7回掲載され、2012年24号にて正式に連載が開始となった。連載終了後の特集によると少年ジャンプで連載までに一番多くの読み切りを載せた漫画となっている。

ギャグ漫画として一定の地位を着々と築き、当時はNPG(ニューパワージェネレーション、同期は黒子のバスケニセコイハイキュー!!暗殺教室)として選出されプッシュされた。しかし同期が先にアニメ化・映画化するなど先を越され、某所のポスターでNPGから外されてしまったりと不遇(?)を受けたが後にアニメ化・実写映画化・ゲーム化を果たす。こち亀終了後ジャンプのギャグの柱として支えていたが2018年13号にて連載が終了。そのあとは「大人の都合」で本誌に4コマを載せる形で継続。そしてジャンプGIGA 2018 SUMMER vol.1 & vol.3の読み切り掲載にて正式に完結となった。

ブログ主の感想

ギャグ漫画は個人差があり当たり外れが大きいのだがこの作品は安定して面白い、アベレージヒッターのような存在。爆発力はないものの安定して笑えることが多いのがウリ。あと作者の前々作である「ぼくのわたしの勇者学」と比べて良識人が多く、ストレスなく読めるのもいいところ(ギャグ故の理不尽な展開はあるが)。ちなみに作品の随所にパロディネタが散りばめられているのでそれを探すのも面白い(かも)。小足見てから昇竜余裕でしたとかシムシティ不動産とかetc。

あと45年描く権利

連載の途中、読み切りにて戻ってきたこち亀両さんが「あと45年描き続けるんだぞ」と激励(?)する場面があった。流石に冗談だと思われるが、残念ながら2017年の末に作者急病のため1週休載となり(自分が覚えてる限りでは斉木の休載はこれが初)、年が明けて連載が終了する形となった。これを受けてか、2018年19号の斉木特集ページにて両さんが45年後のジャンプに載せる合作を描いてタイムカプセルとして保存して45年後に掲載しよう」と提案している漫画が載っている。ちなみに「あと45年描く権利」は青春兵器ナンバーワンの長谷川智弘先生に譲渡されかけたりした(こちら)。その青春兵器ナンバーワンも残念ながら斉木の次の週にて連載が終了してしまったが…。


完結しても企画はまだまだあるようで斉木はまだ終わらない模様。

「うむ。まだ働かせるんだろうなどは薄々気づいていた」
ジャンプGIGA 2018 SUMMER vol.3の斉木のセリフより)

何はともあれ麻生先生、連載お疲れさまでした。